医薬品


治療薬のバルトレックス

バルトレックス ウイルスは細菌とは別の微生物です。
細菌よりも小さく、他の生物の細胞の内で増殖します。
ウイルスの中でも、ヘルペスウイルスの仲間は皮膚や粘膜に水ぶくれを作るのが特徴です。代表的なものに単純ヘルペスウイルスや、水痘・帯状疱疹ウイルスがあります。
帯状疱疹や単純疱疹は、そのウイルスが粘膜や皮膚で暴れて水ぶくれや発赤が生じ、ピリピリと痛む病気です。主な感染経路として、くしゃみや咳などによって他人からうつる、ウイルスを持った親が子供にキスをしてうつる場合などがあります。
初めて感染した場合は、体に免疫が兼ね備わってないために高熱が出たりすることもありますが、症状が何も出ない場合も多くあります。
バルトレックスはこのようなウイルスに対する「抗ウイルス薬」です。ウイルスが増えるためのDNAの複製を阻害することで、増殖を防ぎます。
そしてウイルスが増殖するのを防ぐことで、単純疱疹や帯状疱疹、水痘(水ぼうそう)などを治療するのです。単純疱疹には海外65ヵ国以上で、また、帯状疱疹においては85ヵ国以上で承認されています。早期に服用することで、症状が軽く済みます。症状が進んでから薬を飲んでも、かさぶたになって治っていきますが、早い時期に服用すればかさぶたもできずに治る可能性が大いにあります。
アシクロビルという薬も有名ですが、バルトレックスに配合された有効成分はアシクロビルにバリンが結合されたもので、体内吸収が高まり、より効率的に働くことを可能としています。
そのため、アシクロビルよりもさらに高い効果と即効性が期待できるのです。
また、特許に関しては2013年12月で失効しており、今後ますますジェネリックが増えてくると考えられますが、日本国内で販売されるジェネリックの中でも優れたコストパフォーマンスで知られるのが『バルシビル』です。
バルシビルはインドに本拠を置く製薬メーカーのシプラ社が開発した、有効成分バラシクロビルを500mg・1000mg含む抗ウイルス剤です。
シプラ社は他にも数多くのジェネリックを製造、販売しており、インド国内はもちろん世界でも有名なジェネリックメーカーといえます。
主な副作用としては、頭痛、眠気などの意識の低下、吐き気、腹痛、下痢、便秘、過敏症(蕁麻疹、光線過敏症など)が報告されていますが、従来の医薬品と比べると副作用の症状は軽く、頻度も非常に少ないと言われています。